マンガで分かる心療内科 3巻
しかし、毎度毎度よくもまぁ下ネタが繰り出せるものだと感心するが、心療内科は、「こころとからだ、そして、その人をとりまく環境等も考慮して、それぞれの要素を分けずに統合的によくしていこうとする医学(医療)」だそうから、広い視野と柔軟な発想が必要なのだろう。ご苦労様です。
関係ないが、先に出てきたED。以前は「インポテンス」と言った。個人的にも、こっちの方がなじみがある。で、日本の医学会ではこれを「IMP」と省略していた。そう、これが「インポテンス」が俗に「インポ」と呼ばれるようになった所以である。
もう一つ関係ないが、専門誌のタイトルも『IMPOTENCE』だったが、EDに呼称変更されるに伴い『日本性機能学会雑誌』という、極めてフツーなタイトルに変更されたという(年間3回発行、900部、年会費5000円)。
よし、もう1つついでに。インポテンスやEDに当たる用語が戦後まであった。それは「陰萎(いんい)」。名言(?)だと思う。この辺の話については、『性的なことば』(講談社現代新書)を参照されたい。
by seiwadai_walker
| 2011-05-19 01:13
| 読書