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因果応報な日々

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『マイ仏教』と『地獄入門』

『マイ仏教』と『地獄入門』_c0048467_024963.jpg みうらじゅんは、語り口はゆるいんだけど、「ほー」とか「あー」とか思わせる天才だと思う。今回はライフワークとも言うべき仏教がネタだから、「ほー」や「あー」もハンパではない。

 個人的には、地獄の解説のところで1冊の本を思い出した。昔、小学館から「入門百科シリーズ」というのが出ていた。30~40歳代の方なら覚えておられる方も多いのではなかろうか? これはその名の通り、『○○入門』という形で様々な分野を分かりやすく解説してくれる、思い出深いシリーズだった。

 その中に、水木しげるが書いた『地獄入門』とかいう、子どものうちから入門せんでもよかろう、と思わせる本があり、あろうことか、当時小3か小4だった私は親にねだって買ってもらったのである。ページを開けば、「痛い!!」「熱い!!」「死んじゃう!!」とダチョウ倶楽部も素で絶叫しそうな、それはそれは恐ろしい世界が展開していた。

 「地獄には堕ちたくないなぁ」と子供心に思ったとは思うが、『マイ仏教』を読んでこりゃ無理だ、と認識を改めた。

【叫喚地獄】
 殺生・盗み・邪淫(淫らな行い)・飲酒をした者が堕ちる。(略)熱湯が沸いた大釜や、猛火の部屋に入れられる。刑期は約三百五十二兆年。

 大概の人間は地獄行き確定である。死んでからも苦労するとはねぇ…。

 確認のため検索すると、『地獄入門』の正しいタイトルは『鬼太郎の天国・地獄入門』であった。天国の記憶はまるでないのだが、どう表現してあったのだろう。

マイ仏教 (新潮新書)

みうらじゅん / 新潮社




鬼太郎の天国・地獄入門 (小学館入門百科シリーズ (171))

水木 しげる / 小学館


by seiwadai_walker | 2011-05-21 00:31 | 読書
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とりあえず何か書き綴ります…


by seiwadai_walker
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