因果応報な日々

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「菅さんをあまり信用してはいけませんよ」

 だいぶ前だが、三宅久之『三宅久之の書けなかった特ダネ』を読んでいて、「お?」と思わせるところがあった。

 菅直人は「市川房枝の選挙事務所代表を務め、選挙参謀として尽力したことが政界入りのきっかけ」となったのはよく知られている。

 ところで市川女史には長年秘書として仕えたKさんという女性がいた。

 菅が橋本内閣で厚相となったころであろうか、筆者はたまたまKさんと同席することがあり、
「菅さんとはどういう人ですか」
 と聞いたことがある。

 Kさんはしばらく黙っていたが、やがて口を開いて、
「ある時、市川先生に呼ばれましてね。Kさん、菅さんをあまり信用してはいけませんよ、といわれたことがありました」
 といった。筆者が驚いて、
「それはいつのことですか、何の話で市川先生がそういわれたのか」
 と矢継ぎ早に質問すると、Kさんはまずいことをいったと思ったのか、それっきり口を閉ざして、それ以上の話は聞けなかった。

  三宅久之『三宅久之の書けなかった特ダネ』(青春新書インテリジェンス)p199

 確かに「何の話で」「あまり信用してはいけませんよ」と言ったのか不思議で仕方なかったが、手掛かりになりそうなものがあった。

名簿を盗む泥棒・菅直人・・・泥棒だもの、嘘つくのなんてお手の物だわ。|二階堂ドットコム

市川房枝氏の「私の国会報告」(昭和52年7月発行第4号)より抜粋。

 

 江田三郎氏が主唱した社会市民連合は無所属ではなく政党だが、その市民の側として私の49年の選挙の際、事務長をしてくれた菅直人氏が「参加民主主義をめざす市民の会」の代表として参加し、東京地方区から立候補した。 私は右の会にも関係なく、社会市民連合への参加や立候補について菅氏から何も相談を受けていないし、他の人たちと同様推薦応援はしないことにしている。

  菅氏は昨年12月5日の衆議院選挙の際、東京都第7区から無所属候補として立候補した。この時は立候補を内定してから私の応援を求めて来た。彼等の意図は理解するが、衆議院の無所属は賛成できないので推薦応援はしなかった。然し50万円のカンパと、私の秘書、センターの職員が手伝えるよう配慮し、「自力で闘いなさい」といった。

 ところが選挙が始まると、私の名前をいたる所で使い、私の選挙の際カンパをくれた人たちの名簿を持っていたらしく、その人達にカンパや選挙運動への協力を要請強要したらしく、私が主張し、実践してきた理想選挙と大分違っていた。

 然し彼等は7万票獲得、大いに意を強くしたであろうが、衆議院で落ちたから参議院に出る、しかも無所属が望ましいのに、社会市民連合という政党に参加したのは賛成しがたい。(中略)

 その後彼は代表している「参加民主主義をめざす市民の会」の総会で、「会に相談なく、会が参加しているように誤解させた」ことを責められ、退会したと新聞に出ていたが、それはきわめてまづい。彼の大成のために惜しむ次第である。

 「ペテン師」「男として、人間として、あるまじき態度」は昔からだったのだ。

三宅久之の書けなかった特ダネ (青春新書インテリジェンス)

三宅 久之 / 青春出版社


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by seiwadai_walker | 2011-06-06 02:45 | 政治
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とりあえず何か書き綴ります…


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