因果応報な日々

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どこかへ行く金がないので、黄金週間は読書

c0048467_119826.jpg闘争―渡邉恒雄の経営術
渡邉 恒雄・三宅 久之(著) ぺんぎん書房

 私は正直言うと、「無礼者!!」と怒鳴りつけるといった具合に、あけすけに物を言う、ナベツネのようなキャラは結構好きな方である。もっというなら、ああいう爺さんに早くなりたいものだ、とすら思う時もある(まだ20代なのに)。

 そんな「ああいう爺さん」の実際のところはよく知らない。マスコミのおかげで、「しょっちゅう怒っている、いかつい爺さんだなぁ」という印象しかない。もっともこれはマスコミ側が、怒らせるように仕向けて、実際怒ったら「ナベツネ、また暴言!放言!」といった具合に、いいネタにされているだけらしい。2ちゃんねる的に言うなら、「釣り」にまんまとかかっているわけだ。なんか気の毒になってきたぞ。そこで、50年来の盟友という、三宅久之氏との対談によって、ナベツネ氏の実像に迫ったのがこの本。思いのほか面白かった。
成功者の条件は、IT産業のような新しい仕事に就くことではなく、やはりちゃんと勉強し、人間としての能力を高めた人ということになるんだろう。
というのはホリエモンへのあてつけか? でもまっとうなことだ。
友人というのは、こうやって何年も経ってもつき合える。僕にとっては、いちばん大切なものなんだよ。
といった辺りは、なんか意外な一面を見たような気がする。「ああいう爺さん」も、単に頑迷固陋で今日までやってきたわけではないだなぁ。当たり前か。

 サブタイトルが「渡邉恒雄の経営術」とあるが、実際は人生哲学を見ているかのよう。やっぱりオレは「ああいう『立派な』爺さん」になれそうにないな。


c0048467_121611.jpg日本の力
石原慎太郎・田原 総一朗(著) 文藝春秋

 以前、このコンビは『勝つ日本』という本を出している。この本はそこそこ楽しめたが、今回の本はダメ。いつかどこかで聞いた話の焼き直しのオンパレードだ。

 お互いが己の来歴を語っているが、石原氏のそれはもう何回も読んだし、聞いた。田原氏のそれも多分『日本の戦後(上)』で読んだ話の繰り返しが多かったような気がする(それでも、田原氏の熱心な読者ではないこともあってか、新たに知ったエピソードも多く、それには素直に「へぇ」と思ったものだが)。

 主張についても特に目新しいものがあるわけでもなく、「2人の主義主張のこれまでのおさらい」といった感がある。それを知るためなら絶好の書となろうが、2人について新しい発見を求めるならば、無駄ということになる。というわけで、私も1400円無駄にした。
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by seiwadai_walker | 2005-05-02 01:31 | 読書
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とりあえず何か書き綴ります…


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