因果応報な日々

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9年間の約束

日航機墜落事故をノンフィクションドラマ…フジ系8月放送|Exciteニュース
 この時、私は8歳だった。飛行機が落ちたということは理解できた。臨時(?)ニュースで延々と読み上げられる搭乗者名簿が恐ろしくて、布団に包まってなかなか眠れなかったことを記憶している。
日航機事故・遺族の手記・その1

夕空に消えていく飛行機を見送り、家に帰った途端、テレビで健ちゃんの乗った飛行機がレーダーから消えたと云ったんです。そんなはずはないと、ママは何度も打ち消しました。

けれど、飛行機が山の中へ落ちたと聞いて、ママは、パパと一緒にリュックサックに、健ちゃんの着替えやスニーカー、雨合羽、缶ジュースなどを入れて、すぐに現地にむかいました。

屋根に近づくと、大きな樹がなぎ倒され、飛行機はばらばらに散らばって燃えていました。そこから先は、警察や自衛隊の人がびっしりしていて登れません。錯乱し、黒く焦げた機体を見て、さすがに健ちゃんが生きているという望みの糸が切れました。「熱かったろうね、どんなに心細かったろうに、連れて帰れなくてごめんね。」と云い、近くに燻ぶっている機体に、健ちゃんの好きなジュースをかけて、急かされて降りました。

健ちゃんは9年間という約束で、パパとママのところへ来たんだね。そしてママにいろいろな事を教えて、残してくれたね。どうもありがとう。
 9歳のご子息をなくされたご遺族の手記である。当時私は8歳(名前もほぼ同じだ…)。私が同じ境遇に見舞われたとき、私の親も同様の行動をとったのだろうか。目頭が熱くなる。
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日航機墜落までの軌跡flash
(ここにある現場写真のファイルはあまりに凄惨であるので、充分留意されたい。しかし、当時はこんなのが雑誌に掲載されていたのである)
 「これはだめかもわからんね」。絶望的な状況下で、生還へ向けた決死の努力が、結果を知る者に悲痛さを倍加させ、息が詰まる。

 改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りする次第である。
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by seiwadai_walker | 2005-07-08 01:27 | 社会
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とりあえず何か書き綴ります…


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