因果応報な日々

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閉された言語空間

(上)原爆・占領批判「NO」|読売新聞

検閲の影響について、山本教授は「日本人の考え方がじわりと切り替えさせられた。戦後60年の日本のあり方を考える上で軽視できない」と語る。

 戦後「自由と民主主義」を標榜してやって来たアメリカが行ったのは、自由と民主主義を踏みにじる「検閲」であった。

 戦争が終わって自由は得たかも知れぬ。しかし、その自由の本質を今問い直すべきなのである。所詮与えられた自由に過ぎぬ。3S(セックス、スポーツ、スクリーン)を振興させれば、きっと日本人は軟弱になって反抗しなくなるだろう、とGHQは考えたが、見たまえ、性風俗産業のサービスは手練の限りを尽くすまでに盛んだし(詳しくは知らんが、そうらしい)、不倫も離婚もウナギのぼり。6割を超える高校生は、見知らぬ人とのセックスを容認(警察庁・青少年問題調査研究会調べ)。スポーツでリビドーを昇華しつくし、どうでもいい映画や音楽の娯楽にかまけて深くものを考えることをしない…… アメリカの目論見通りになっているではないか。口で「親米」を唱え、いくらそれを態度で示そうとも(小泉首相! イラク自衛隊派兵!)、それを見たアメリカはヘラヘラ笑ってるさ。それでも今なお日本人は自由である、と言えるのか? 真の自由とは…?

 アメリカは日本に対して行なったことを、イラクに対してもしようとしているが、日本のようには成功していない。

 これは重要なことである。むしろ、占領軍に対して反発を続けるイラク国民の方がまともに見えてならない。

 なぜ日本人はこうまで徹底的に洗脳され尽くしたのか?

 イラクと日本では戦争の規模が異なりすぎたこともあろう(それだけ日本人は疲弊し切っていた)。けれども、敗戦から50年以上経過してもなお、洗脳の解けぬ日本人に、私は切歯扼腕する。

 例えば大江健三郎。
広島、長崎のあの大きい犠牲は、償わなければならないと思います。償うのは私たち(日本人)です。

 例えば本島等(元長崎市長)。
日本が(終戦までの)過去15年間にわたってやってきた非人道的な行為を考えると、原爆の投下は日本に対する報復としては仕方がなかった。落とされるべきだった。

 ほらほら…アメリカ様のほくそ笑む顔が目に浮かびますね。

 イラクを見習えとは言わないが、今こそ国家とは何かを真摯に問い直し、GHQが、そして日本人自らが毀損したものを取り戻すべく、一刻も早くGHQの呪縛から抜け出さねばならない。そして、それは他ならぬ日本人自らの手によって。

【参考】江藤淳著『閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本』(文春文庫)も是非お読み下さい。
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by seiwadai_walker | 2005-11-06 00:40 | 社会
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とりあえず何か書き綴ります…


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