因果応報な日々

seiwadai.exblog.jp ブログトップ

酷な話

社説:特急転覆 安全管理で浮ついてないか|毎日新聞

現場付近の風速は毎秒約20メートルで減速規制するほどでなかったというが、平時と同じ時速約100キロで最上川の橋梁(きょうりょう)を渡ったことに問題はなかったか。

 いや、平時は時速120キロ出しているそうなんですね。しかし、運転士は「強い風が吹いていたため」時速100キロに抑えたそうな(運転士「速度抑えて走行」 橋上に脱線痕なし 特急転覆|朝日新聞)。
突風とは言いながら、風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。

 スゴい。エスパーにでもなれというのか。なんにしろ気安く言うなぁ。減速規定に達していないが、風が強いので運転士の判断で減速した。結果は別として、判断としては責められるものではないだろう。さらに「風の息づかいを感じろ」というのは酷ではないか。
ましてや「いなほ」は秋田県の雄物川では風速25メートル以上だからと徐行したという。現場では計測値が5メートル低いと安心していたのなら、しゃくし定規な話ではないか。

 しゃくし定規は問題ではある。しかし、どこかで線引きしなければキリがない。そのための規定(定規)ではないのか。規定を信じなくなったらどうしたらいいのか。だからといって、
五感を鋭敏にして安全を確認するのが、プロの鉄道マンらの仕事というものだ。

 と言われても、それも大切なんだろうけど、それをやっていたら蒸気機関車がのどかに走っていた時代ならともかく、時速100キロ以上でひっきりなしに走り回る現代でそれに頼っていたら、まともに列車は走れないのではないか。それに人間だから過ちも犯すだろう。そうしないための規定であろう。
惨事を繰り返しても、関係者の安全意識が高まらないことが歯がゆくてならない。

 と言って、今回のような天災の要素が大きい事故と尼崎のそれを一緒くたにして、現時点で「関係者の安全意識が高まらない」と断じるのはいささか勇み足ではないか。余部鉄橋事故(参考)を引き合いに出したりしているが、あれは強風の警報を無視して運行を強行したから起きた人災であり、同列には論じられない。叩くために書いたといった感がある。なんかズレてる。
[PR]
by seiwadai_walker | 2005-12-28 17:22 | 社会
line

とりあえず何か書き綴ります…


by seiwadai_walker
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31