因果応報な日々

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空のホリエモン

西久保社長の呆れた経営感覚|ライブドアニュース

「航空業界のホリエモン」――スカイマークエアラインズ(SKY)の西久保慎一社長をこう評した元社員がいたが、“安全”や“公共性”より“収益”を重視しているかのような発言に、「なるほど」と思わされる場面が確かにあった。

 昨日(11日)の衆議院国土交通委員会での参考人質疑。経営者としての姿勢を聞かれると、こんな具合だ。

「以前IT業界である程度の資産を得て、それをSKYの経営につぎ込んでいる。時価総額330億円の47%の株を持っている。SKYの経営をしくじるということは私の財産をなくすこと」

 鹿児島や徳島路線の撤退では、増資にまで協力した地元経済界からブーイングが起こり、公共交通機関としての社会性が問われたが……。

「このまま就航を続けたら赤字が続くだけ。公共性は必要だが、企業の健全性は別」

 こういった姿勢に、さすがに北側一雄国交相も頭にきたのか、

「最終的には利益というのは民間企業であればそうでしょう。しかしそこへ到達するまでのプロセスがある。公共事業者の役割、使命をしっかり認識してもらいたい」

 と、徐々に声を荒らげ怒りをあらわにした。

 陳謝を繰り返すJAL経営陣とは対照的。西久保社長からはっきりとした謝罪はナシ。整備士が大量退職している問題についても、「会社と方向性の違う人がいなくなって、むしろ整備の質は高まった」というスタンスだった。

「人の言うことに耳を貸さない。社内にいる時と同じですよ」(元SKY社員)

 ただ、西久保社長は「整備士は数より質」と幾度となく強調していたが、それについて、こんな疑問の声も出ている。

「9カ月間も未修理だった上、落雷を受けた中古機は、いまだに修理が終了せず、運休期間が延びている。『整備士の質』と西久保さんは言っていますが、それ以前に今のSKYは整備士のスキル不足で、修理ができないんじゃないですか」(航空関係者)

 ホリエモンは直接人を殺す心配はありませんでしたが、こちらは人の生命にかかわるだけに不安です。かつて、(オンザエッヂ時代の)ホリエモンからライブドアの買収を一緒にやろうと持ちかけられるような仲だったそうですが…
大空を目指すネットベンチャーの旗手 スカイマークエアラインズ社長 西久保 慎一さん

西久保 大事なのは利益を出すこと。利益が出る確証がなければ、直前でも変更します。もちろん合法であることが大前提ですが。企業としてきちんと収益を上げ、自立することが何より大切です。どれだけ少ない人数で、どれだけいいサービスを提供できるかという、従業員一人一人の生産性がポイントです。そのためには、まずは従業員が安心して働ける環境づくりが重要になる。だから賃金体系を見直したんです。

 「従業員が安心して働け」ないからこそ、整備士が大量に退職したのであろうに自らを省みることなく、「会社と方向性の違う人がいなくなって、むしろ整備の質は高まった」と言うのは、もろにホリエモン的であり、背筋が凍る思いがします。

 もっとも、利益を出さねば「従業員が安心して働け」ないことは確かですし、社長としては難しいところですが、こちらは命を預けるわけですから、しっかりしてほしいですねぇ。

 しかし、創価大臣の
「最終的には利益というのは民間企業であればそうでしょう。しかしそこへ到達するまでのプロセスがある。公共事業者の役割、使命をしっかり認識してもらいたい」

という発言はどうかと。民間企業だから不採算路線から撤退するんだろうに(それに至る経緯、方法は色々あるだろうが)。採算を度外視し、「公共事業者の役割、使命」に徹したいのなら、国営でも都道府県営でもやったらよろし。「いや、それじゃ、有権者の合意が得られない。そもそも財政難だし」と言って、「民間に出来ることは民間に」と押し付けていたんでは、無茶苦茶である。こういう都合のいい「構造改革」は願い下げである。
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by seiwadai_walker | 2006-04-16 01:21 | 社会
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とりあえず何か書き綴ります…


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