因果応報な日々

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レイルウェイ・ライター種村直樹の終焉

c0048467_2021066.jpg レイルウェイ・ライター種村直樹氏の鉄道ジャーナル誌における連載が、20日発売の7月号で事実上打ち切られた。近年、クモ膜下出血や胃癌といった大病が続いたこともあってか、著作には精彩を欠いていたのは事実であり、本人も述べているが原稿の締め切りも遅れがちだったという。来るべき時が来た、というのが偽らざる気持ちではあるが、少年時代、氏の著作を貪り読んだことを思えば、氏の著作なくして今日の鉄道趣味は成立していなかった、とも言え、何とも感慨深いものがある。

 子どもの頃、金もないので勝手気ままに鉄道旅行に出るなどということがままならない時、そこにあったのは氏の『鉄道旅行術』であった。きっぷの買い方、宿の泊まりかたなどなど、旅行に関するノウハウが網羅された同書は文字通り「バイブル」であり、『鉄道旅行術』と『時刻表』を読みながら架空の旅行に思いを馳せたものである。

 今後は鉄道ジャーナル誌の連載がなくなったとはいえ、スポット記事は書いていくようではあるが、間違いなく仕事量は激減する。以前は徳間書店、自由国民社、中央書院から出ていた本もめっきりなくなってしまった。最後に出たのは昨年12月の『気まぐれ列車で行こう 瀬戸内・四国スローにお遍路』か。他は親族企業が出す再録本ばかりだ。「年金生活宣言をするほど優雅な財政状況でもない」と言う種村直樹氏。私は社会人になり、それなりに自由に旅行が出来るようになって、架空の旅行に思いを馳せる必要がなくなった今、種村氏の今後に思いを馳せることになるのだろうか。

 【参考】
  種村直樹公式ホームページ
  種村直樹|ウィキペディア
  種村直樹レイルウェイ・ライタースレッドPart 22【引退間近】|2ちゃんねる鉄道総合
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by seiwadai_walker | 2006-05-21 20:26 | テツ
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とりあえず何か書き綴ります…


by seiwadai_walker
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