幸せの青い鳥
もう日本はイヤ!NYに脱出する若い女性が増加 米紙が特集|iza
米紙ニューヨーク・タイムズは15日付で、「日本からの脱出」と題した特集記事を掲載、日本にない自由を求めてニューヨークに移り住む若い日本人女性が増加していると紹介した。
記事には、プロのダンサーを夢見る二十歳代前半の日本人女性らが登場。「両親はとても保守的で、私が日本人の男性と結婚することを望んでいる」「ニューヨークには自由がある」などとの発言も載せている。
元記事を見ると、この人は親から仕送りを受けていたようである。親のスネかじって親の批判とは感心しませんな。自由とは「『自』分に『由』ることだ」と、『無頼伝涯』でも言ってた。その重圧に耐え切る覚悟はあるのだろうか。
もちろん、自分を成長させる人もいるが。
In Japan, I had people to rely on, but in New York I didn’t have any people. I have to rely myself, so I became stronger.
日本では、私には頼る人々がいました、しかし、ニューヨークで、私には一人の人々もいませんでした。私は私自身で頼らなければなりませんので、私はより強くなりました。(Yahoo翻訳)
何にせよ、何となく『幸せの青い鳥』を思い出した。
「幸せの青い鳥」についての法話
実際、この「幸せの青い鳥」が飛び去っても、二人の回りには溢れんばかりの幸せ―本当の「青い鳥」―がいるのです。「健康である幸福」「清い空気の幸福」「母の愛の喜び」等、たとえ目で見ることができなくても、計り知れない幸福と喜びに満ちた「本当の青い鳥」がいるのです。
戦後の日本は貧しさの中、「豊かさ」という青い鳥を追い求めて歩んできました。だが、その「豊かさ」をつかみ取った瞬間、青い鳥は手から抜け出し飛び去ってしまいました。いくら捕まえても、捕まえても飛び去ってしまいます。
確かに、親の金でアメリカに行けるくらい豊かなんだから、大したもんですよ。それだけでも幸せなくらいだ。そう考えるとぜいたくな悩みなのかもしれませんね。
福本伸行『無頼伝涯』(全5巻)講談社
by seiwadai_walker
| 2006-10-16 00:25
| 雑記