因果応報な日々

seiwadai.exblog.jp ブログトップ

世界平和の名のもとの言論封殺

「核保有の含み」にも反発する愚

 もはやマンガとしか言えないのが、自民党の中川昭一政調会長の「核保有論議是認論」に対する反発だ。中川氏はテレビ番組で日本の核保有論について「議論は当然あっていい。憲法でも核保有を禁じてはいない」と述べた。ただし、「非核3原則は守る」とも述べ、ただちに核保有を選択することはないとも強調した。

 この発言はしごく妥当であるように思える。ところが、与党・公明党は「議論をすることもだめだ。世界の疑念を呼ぶ」(斉藤鉄夫政調会長)と退け、野党・民主党も「今、我が国が核を持つという方向の選択をする必要はない」(松本剛明政調会長)と反発した。

 安倍首相は「北朝鮮が核保有を宣言しようとも、非核3原則は国是として守っていく」と述べている。これはこれでいい。首相が先頭を切って核保有の論議を起こす必要はない。

 議論すら封じることに空恐ろしいものを感じずにはいられない。加藤紘一に至っては、「核を持つ構想があるとなると、北朝鮮の核保有よりショッキングだ」などと言う。どういう感覚をしているのだろう。
宮崎哲弥『新書365冊』(朝日新書)より

 この国の、とくに体制批判派の言論人の最大の弱点は、統治=管理という発想に欠けることだ。その弱みは、具体的には法律、会計制度といった実務領域に対する無関心、軍事・安全保障に関する無知として現れる。

 例えば、有力政治家が『核武装の合憲性』を示唆しただけでいまだに大騒ぎになる。しかし核武装の保有が憲法に違反するか否かは、公法学者のあいだでも争いがある。

 つまり、議論の余地のある問題なのだ。政治家がその点に言及して何が悪いというのだろう。

[PR]
by seiwadai_walker | 2006-10-18 00:40 | 政治
line

とりあえず何か書き綴ります…


by seiwadai_walker
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31