え、あと30秒で地震が来るって!!
緊急地震速報がパニック誘発 避難対策急務|神戸新聞
「あと三十秒で震度6強の揺れが来ます」-。大きな揺れの前に予想震度を伝える「緊急地震速報」を聞いた場合、デパート、地下街、コンビニエンスストアでは、三割以上の大学生が「急いで出口に向かう」と考えていることが十二日、日本大学が行った意識調査で分かった。外に飛び出して事故に遭ったり、出口で将棋倒しになる危険性もあり、調査した同大の中森広道助教授(災害社会学)は「不特定多数の人が集まる施設では、情報を受け取ったらどう対応すべきかを、事前に考えておくべき」と提言している。
「あと30秒で地震が来る」と言われてもなぁ。とりあえず逃げるでしょう。こんなもん使い物にならんだろう、と思って、気象庁の解説を見ると妙に納得しました。エレベーターの制御とか、手術の中断とか。ま、一般人に対しては、その時どうするか、という教育が必要ですね。
特にこういうニュースを見ると。
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【津波注意報】「『来るわけない、うるさい』と怒られた」 小学生の大半、家族に反対されて避難できず - 岩手・釜石
昨年11月の千島列島沖地震の直後、津波注意報の発令に伴って住民に避難指示が出された岩手県釜石市の沿岸部で、家族に避難を呼びかけた小学生の大半が親などに反対されて避難できなかったことが群馬大の片田敏孝教授(災害社会工学)らの調査でわかった。
中には「(津波警報の発令を知り)お母さんに『逃げよう』と言ったら『来るわけない、うるさい』と、怒られた」という回答もあった。子供と大人の意識の乖離(かいり)が浮かび上がる。
「稲むらの火」の話を大人に教育する必要がありますね。
by seiwadai_walker
| 2007-01-13 00:03
| 社会