謙虚になるはずがない石原都知事
<石原都知事>兵庫・井戸知事が不快感、震災発言「失礼だ」|Exciteニュース
東京都の石原慎太郎知事が、3選を果たした直後の8日の記者会見で、阪神大震災(95年)について「(自衛隊に派遣要請する)首長の判断が遅くて2000人が死んだ」と発言したことに対し、兵庫県の井戸敏三知事は9日、「いいかげんな議論はしていただきたくない。誠に失礼だ」と不快感を示した。
井戸知事は「阪神大震災の問題は、不意打ちだったということ。犠牲になられた方はほとんどが圧死だった」と指摘。「自衛隊派遣の有無と犠牲者の数は脈絡のないこと。関東大震災に対する備えとして、一番の防災責任者となる知事がそのような認識を持たれているのだとすると、いささか心配」と話した。
「(自衛隊に派遣要請する)首長の判断が遅」かったのは確かだ。でも、それで「2000人が死んだ」のは違うでしょう。「オレはちゃんとやってんだぜ(考えてんだぜ)」を言うために、他人を引き合いに出してテキトーなこと言って貶める…こういった辺りは彼らしい発言だと思う。彼が本気で謙虚になったと思って投票したというのであれば、それはそれでどうかと思う。
石原氏、低姿勢で逆風かわす 浅野氏に110万票差|朝日新聞
だが、石原氏に投票した無党派有権者からは、こんな声が目立った。
「最近、石原さんは謙虚になった」
ちょっと単純すぎやしないか。
ただ、地震って普通不意打ちでしょう。だからこそ、それへの備え、起こった時の対応策の策定が大切なわけで。阪神大震災では死者も出た川西市に住む自分としては、「不意打ち」と表現するこの知事の感覚の方が不安だ(震災時の知事、貝原氏は「たしかに危機管理面で反省はあるが」と言っている)。
by seiwadai_walker
| 2007-04-10 01:22
| 石原都知事