伊福部昭音楽祭ライヴ
伊福部昭の芸術9 伊福部昭音楽祭
本名徹次(指揮)日本フィルハーモニー交響楽団
今年は3月に伊福部昭音楽祭へ行き、そして5月には伊福部昭氏が幼少期を過ごした音更を訪れたりと、妙に伊福部昭づいている年であるが、これも日々の音楽鑑賞においての伊福部氏の喪失感を埋めたいがための行動なのだろう。
この度、さらに喪失感を埋める貴重なアイテムが発売された。3月4日の伊福部昭音楽祭のライヴ盤である。ライヴ盤は、その場に自分が居合わせたことで、当人にとっては魅力であり、その日の思い出を呼び起こす装置にもなる。当然、予約買いした。
何度も同じことを書くが、伊福部音楽を聴くと、血湧き肉踊り、魂を揺さぶるのである。自分としてはこんな音楽は他にはない。実は先週から風邪を引いているのだが、よせばいいのに熱っぽい体のままで聴き入ってしまい、聴き終わったときには全身汗でびっしょり、クタクタになってしまった。でも、体から熱が抜けたような気がするが…?
いやはや霊験あらたか。神棚にでも飾りましょうかね、このCD。
by seiwadai_walker
| 2007-07-02 01:42
| 音楽