因果応報な日々

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カテゴリ:読書( 34 )

ほとんど愚痴ですが

c0048467_0181715.jpgダメだ!この会社―わが社も他社も丸裸
倉田 真由美・山崎 元(著) 小学館
前向きで、美しい動機だけで進む転職は滅多にない。

たいがい、イヤなやつがいるか、その集団の雰囲気に耐えられない。転職の最大の理由は、実質的には人間関係ということが多いですよ。
 私は現在勤めている会社が3社目である。過去の2社はやはり色々あったが、最終的には人間関係に収斂される。前職では課長との折り合いがとにかく悪かった。信用できないのである。当てにできないのである。その辺りの「頼りなさ」は社内的にも知られていて、「大変ですよね」とよく同情されたものです(その課長は私の退職後しばらくして課長補佐に降格。そして退職したそうです。合掌)。給料はそこそこ良かったのですが、「イヤなやつがい」て、「その集団の雰囲気に耐えられな」いとやっぱり辛いものがありますね。その典型的な会社としてはいい経験ができました。

 ダメ会社の特徴として「喫煙所に社員の怨念が漂っている会社」というのがあり、おもわず失笑した。これまた前職がこれだった。しかも、喫煙しに行ったら全然帰って来ないこともしばしば。一度、いやたぶん二度、飲み会の席で酔った勢いもあって「タバコ吸う奴ばっかり休憩しやがって。タバコ吸わない奴とのトータルの休憩時間の差はすごいぞ。明日からはタイムカード押して行け!! どうせ人の悪口しか言ってないんだろ!!」とキレたことがありました。そしたら返ってきたのが、「怒りはもっとも。でも、そんなに言うほど悪口ばっかり言ってるわけじゃない」とかいう、わけのわからんシロモノ。さらにボルテージの上がった私(と同期のもう一人)は、結果として、上司達に置いてけぼりを食らい(たぶん逆鱗に触れたのでしょう)、深夜の大阪の街に男二人呆然と立ち尽くしたものです(この辺は笑えない話があるので省略)。

 「ハッキリ言って、世の中の会社のほとんどはダメ会社なのだ」と喝破しながらも、そのダメさが自分にフィットできるところを選べ、とのこと。分かっちゃいるけど、その会社のダメっぷりっていうのは、入ってみて初めて分かるんだよなぁ。フィットできるか、はたまたフィットさせられるか。悩ましいですね。こんなこと言ってられるのも、私がまだ結婚していないからかもしれませんが…
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by seiwadai_walker | 2005-06-13 00:19 | 読書

吾妻ひでお『失踪日記』

c0048467_0193316.jpg失踪日記
吾妻ひでお(著) イースト・プレス
出版社/著者からの内容紹介

「全部実話です(笑)」──吾妻

突然の失踪から自殺未遂・路上生活・肉体労働、アルコール中毒・強制入院まで。
波乱万丈の日々を綴った、今だから笑える赤裸々なノンフィクション!
 とサラッと紹介されていますが、とにかく壮絶。そう感じさせないところは吾妻氏の筆力なのでしょう。

 軽く「失踪」と言っても、家族は心配する、会社には迷惑かけるわで、ロクなことではないのだが、ここまで壮絶だとなんか全てを許したくなります。「ご苦労様でした」と。

 見方によっては、仕事という束縛から解放されたのだから、その分自由を謳歌できたわけです(もっとも、本人は自殺するつもりでしたので、本当ならばあの世で自由になっていたのですが…)。

 しかしながら、やっていることと言えば、寝所・食料の確保のために奔走する日々… 自由とは難しいですね。私は前の会社で終電に乗り遅れ、会社近くのバス停のベンチで一晩を過ごし(カプセルホテル代すらなかった)、あまりのヒマさにうんざりしたヘタレなので、失踪生活なんてできそうにありません。
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by seiwadai_walker | 2005-05-16 00:21 | 読書

どこかへ行く金がないので、黄金週間は読書

c0048467_119826.jpg闘争―渡邉恒雄の経営術
渡邉 恒雄・三宅 久之(著) ぺんぎん書房

 私は正直言うと、「無礼者!!」と怒鳴りつけるといった具合に、あけすけに物を言う、ナベツネのようなキャラは結構好きな方である。もっというなら、ああいう爺さんに早くなりたいものだ、とすら思う時もある(まだ20代なのに)。

 そんな「ああいう爺さん」の実際のところはよく知らない。マスコミのおかげで、「しょっちゅう怒っている、いかつい爺さんだなぁ」という印象しかない。もっともこれはマスコミ側が、怒らせるように仕向けて、実際怒ったら「ナベツネ、また暴言!放言!」といった具合に、いいネタにされているだけらしい。2ちゃんねる的に言うなら、「釣り」にまんまとかかっているわけだ。なんか気の毒になってきたぞ。そこで、50年来の盟友という、三宅久之氏との対談によって、ナベツネ氏の実像に迫ったのがこの本。思いのほか面白かった。
成功者の条件は、IT産業のような新しい仕事に就くことではなく、やはりちゃんと勉強し、人間としての能力を高めた人ということになるんだろう。
というのはホリエモンへのあてつけか? でもまっとうなことだ。
友人というのは、こうやって何年も経ってもつき合える。僕にとっては、いちばん大切なものなんだよ。
といった辺りは、なんか意外な一面を見たような気がする。「ああいう爺さん」も、単に頑迷固陋で今日までやってきたわけではないだなぁ。当たり前か。

 サブタイトルが「渡邉恒雄の経営術」とあるが、実際は人生哲学を見ているかのよう。やっぱりオレは「ああいう『立派な』爺さん」になれそうにないな。


c0048467_121611.jpg日本の力
石原慎太郎・田原 総一朗(著) 文藝春秋

 以前、このコンビは『勝つ日本』という本を出している。この本はそこそこ楽しめたが、今回の本はダメ。いつかどこかで聞いた話の焼き直しのオンパレードだ。

 お互いが己の来歴を語っているが、石原氏のそれはもう何回も読んだし、聞いた。田原氏のそれも多分『日本の戦後(上)』で読んだ話の繰り返しが多かったような気がする(それでも、田原氏の熱心な読者ではないこともあってか、新たに知ったエピソードも多く、それには素直に「へぇ」と思ったものだが)。

 主張についても特に目新しいものがあるわけでもなく、「2人の主義主張のこれまでのおさらい」といった感がある。それを知るためなら絶好の書となろうが、2人について新しい発見を求めるならば、無駄ということになる。というわけで、私も1400円無駄にした。
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by seiwadai_walker | 2005-05-02 01:31 | 読書

「正しい」というよりは「楽しい」ですかな

c0048467_0215597.jpg 一部で話題のみうらじゅん著『正しい保健体育』(理論社)を購入。

 基本的には、下ネタのオンパレードなので、大人が読むと思わず笑みがこぼれるが、だからといって保健体育を本来受ける中学生に薦めていいかは、やや悩む。

 とはいえ、義務教育とは「恥ずかしい」というセンスを教えることだ、というくだりでは、至極まっとうな論が展開されている。
義務教育における性教育とは、「セックスは恥ずかしいぞ」ということを教えることこそが本質なのです。

 正しい。まったく正しい。授業で小学生に「セックス! セックス!」と連呼させている馬鹿教師は即刻死ぬべきである。
2ちゃんねる関連スレッド
【社会】「セックス! セックス!」と連呼も…小学校の“性教育”現場は今やガチンコ状態

教育関係者によると、「はい、みんな一緒に~セックス! セックス!」と小学4年の子どもに大声で連呼させていた教師が都内の私立小学校にいたが、「教師は『いのちの授業』と主張し謝罪しませんでした」という。

 阿呆である。恥を忘れた人間は犬・猿と同じだ。みんなで仲良く道ばたでパンパンやってなさい。
若いうちから女性器をリアルに描けたりしないほうがいいし、どこを責めたら感じるかなどということは、知らないほうがいいです。「噂に聞いたけど、潮吹くらしいぜ」「えー!」「嘘だろ?」くらいで悶々とするのが青春だと言えます。

 そう、それが青春。オレも中学の時、「うおぉ、女のアソコが見たいよぅ」と部屋でのた打ち回ったもんだ。今は小学生も学校でパソコンやる時代だから、「うおぉ、女のアソコが見たいよぅ」と思ってもクリックひとつで見られるのか… いいのかね、こんなんで。
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by seiwadai_walker | 2005-04-08 00:56 | 読書
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とりあえず何か書き綴ります…


by seiwadai_walker
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