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因果応報な日々

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岡田氏は「勝てば官軍」を認めるのか

A級戦犯 「国内法で犯罪人ではない」 民主「口頭試問」 安倍・麻生氏見解|産経新聞

 しかし、質問が東京裁判の有効性とそこで断罪されたA級戦犯に及ぶと議論は白熱。「A級戦犯は国内法で裁かれたわけではない」と答弁する両氏に対し、岡田氏は「東京裁判は国内法を超越する超法規的というか、それに上位する概念だ」と反論。東京裁判の国際法上の有効性に疑念をにじませる二人との基本的な認識の違いが浮き彫りになった。

 A級戦犯についても麻生氏が戦後、勲一等を受章した重光葵元外相もA級戦犯だったと指摘。安倍氏も国会決議を経て「国民の圧倒的な支持のもとに」連合国との折衝の結果、A級戦犯らが釈放されたことを説明したが、岡田氏は納得しなかった。

 さらに、岡田氏が「日本国として、東京裁判を受諾している以上、そのことに拘束されるのは当然だ」と主張すると、安倍氏は、ため息をついて「岡田先生は何かまるでGHQ(連合国軍総司令部)側に立っておっしゃっているように聞こえる」と答弁していた。

【参考】
14 名前:名無しさん@6周年 投稿日:2006/02/15(水) 11:11:00
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/001816220050602022.htm
○岡田委員 私は、もちろん、その二十五名の一人一人を見たときに、いろいろな議論はあるんだろうと思います。しかも、東京裁判そのものについてもいろいろな議論はある。勝者が敗者を裁いた裁判であったとか、事実関係において間違いがあるとか、あるいは、新しい罪を設定して裁いたとか、いろいろな議論はありますが、しかし、我が国としてこれを受諾している、これが議論のスタートだと思うんですね。
 そして、その東京裁判において現に有罪判決を受けたA級戦犯に対して、これは重大な戦争犯罪を犯した人たちである、そういう認識にまず立っていろいろな議論をしていかないと議論が迷走すると思うんですが、もう一度、そのことはよろしいですね。
○小泉内閣総理大臣 それは、東京裁判を受諾しているということで十分ではないかと思います。

 「勝者が敗者を裁いた裁判であったとか、事実関係において間違いがあるとか、あるいは、新しい罪を設定して裁いたとか、いろいろな議論はありますが」ってよく分かっておられる。

 なのに、小泉改革によって勝ち組と負け組の格差拡大が懸念される中(民主党だって懸念してるだろう)、先の衆院選では、その小泉改革の勝ち組の優等生ともいえるホリエモンを、「強い者をより強くしていく政策が必要だ」と言うホリエモンを、民主党とは相容れないとして突っぱねておいて(この見識はまともだと思うが)、連合国という勝ち組によって形成された世界の秩序と正義を認めているとはこの上ない皮肉だ。
by seiwadai_walker | 2006-02-16 00:13 | 政治
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とりあえず何か書き綴ります…


by seiwadai_walker
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