15歳で免許…
大きな声では言えないが:15歳で運転免許! 牧太郎|毎日新聞
今、若者はほとんど免許を持っている。まして公共の移動手段がない地方では車は地域の足。もはや運転免許は義務教育の範ちゅうだと思う。もしカネがないので運転免許が取れなかったとしたら教育格差ではないか。
肉体的に大人になった中学校で運転免許を取るべきだと思う。自動車学校のように運転技術とペーパーテストのコツを教えるだけではない。何よりも「運転する人間学」を教える。「スピードの自由」ではなくて「スピードの平等」を教える。運転技術を通して「人間が生きるための基礎ルール」を教える。
教育として車を運転させるのは間違っている。そもそも15歳は働いていないから、賠償能力がない。結局は親が負担だろう(正確には保険屋か。でも、保険料は親が払うんだろう)。
もし、人を轢き殺しても少年法で守られるのだろう。殺された側としてはたまったものではない。まともに責任が負えないのに、走る凶器を運転させるのは絶対間違っている。あまりにも権利と義務が不釣合いなのだ。
ま、ご提案の「運転免許義務教育特区」に近いものはあるんですね。案外元ネタはこれなのかも…
15歳でも原付免許を 錦江町が特区提案|南日本新聞
こちらは、路線バスが廃止されて通学手段を確保するためのもの。
原付免許受験資格の緩和特区構想は、岩崎グループの路線バス廃止問題がきっかけ。廃止になれば主に同町田代から鹿屋市内の高校に通う生徒が影響を受ける。原付免許が取れない16歳未満の1年生の場合、保護者が自家用車で送り迎えするか、下宿する以外、通学できなくなる恐れが出ている。誕生日が遅い生徒は1年近く不便を強いられるため、町職員が「誕生日によって権利が制限されるのは不合理」として、特区を発案した。
こういう止むに止まれぬ事情があるのであれば、あくまでも特例として認めるのはありでしょうね。
by seiwadai_walker
| 2006-09-20 00:03
| 社会