偽装国家の偽装知事候補
丸山弁護士、立候補最終判断は週明けに|Exciteニュース
「政党の支持は一切受けないと言いながら、実際は政党(民主)も支援する。有権者にとって、この態度はまともなのか。都知事選のあり方も考えないと」
丸山弁護士「火はチョロチョロを燃えている」|Yahooニュース
「都知事選はこのままでいいのかと感じた。『無所属』としながら、実際は政党に支援をお願いし、政党も『遠慮します』と言いながら、裏で『しっかり支援します』と言う。こういうやり方は、有権者にとってどうなのか。無党派頼りの姿勢なら、もっと堂々とやるべきで、やり方が姑息(こそく)だ」
丸山弁護士が都知事にふさわしいかどうか別として、これは全く同感。言わば「無所属偽装」「無党派偽装」ですか。
偽装と言えば、日本という国家がいかに偽装にまみれた美しくない国であるかを抉り出した勝谷誠彦『偽装国家―日本を覆う利権談合共産主義』(扶桑社新書)が面白い。
高校で「単位偽装」して大学に入り、買った車は三菱で「リコール偽装」。ケーキを買えば不二家の「期限切れ偽装」で腹こわし、風呂に入りゃパロマの湯沸器の「修理偽装」で死にかける。テレビをつければ、偽装で胸をつくった姉妹が喋っていて、投票に行けば「経歴偽装」の代議士に引っかかる。
もちろん住んでるマンションは「耐震偽装」で、走っている高速の橋脚も、乗った新幹線のトンネルも全部「強度偽装」。街に出れば、米国牛の牛丼は「安全偽装」で、本番ナシはてんで建前の「風俗偽装」が溢れている。
北朝鮮がミサイルぶっ放しゃ、守ってくれる軍隊は、自衛隊という名の「偽装軍隊」。
わはははは。って笑ってる場合じゃないか。
by seiwadai_walker
| 2007-03-10 16:19
| 石原都知事